副腎疲労治療の流れ

副腎疲労とは?

副腎は腎臓の上に位置する直径3~5cm程の臓器で、元気を出す、炎症を抑える、ストレスを打ち消すホルモンを分泌しています。
副腎が疲れてくると、このホルモンが出にくくなり、ストレスに対抗できなくなり、疲労やうつに似た症状が出てきます。
これを副腎疲労症候群といいます。

【副腎疲労が関係する疾患】

  • 低血糖
  • 肥満
  • 慢性疲労
  • 骨粗鬆症
  • うつ
  • 認知症
  • 生理不順、無月経
  • 高血圧
  • 更年期障害
  • 糖尿病
  • 不妊症
  • アトピー性皮膚炎
  • 肌荒れ、ニキビなど
  • 鼻炎、喘息

副腎疲労の原因は?

◆慢性的なストレス
副腎は、ストレスが慢性的にかかり続けると疲れ切ってしまいます。

◆過剰な糖質の摂取
精製された糖質は血糖値を高くし、その後低血糖を起こすことがあります。血糖値の不安定は炎症悪化や副腎疲労など様々なダメージを与えます。

◆偏った食生活・栄養不足
副腎皮質ホルモンは、コレステロールから作られます。あぶらや蛋白質などの栄養の不足は副腎機能の低下を引き起こします。

◆腸内環境の悪化
腸内環境が悪いと摂取した栄養が消化吸収されず腸内環境が悪化し、それにともなって副腎疲労に影響します。

◆重金属の蓄積
重金属は慢性疲労の原因となり、ホルモンバランスの悪化を引き起こし、正常な体内の回路が動くのを邪魔します。

治療の流れ

症状・不調

①初診時

副腎疲労になった原因を考えていきます。

  • どういう症状がいつからあるか、トラウマなどについてカウンセリングします。
    ストレスの対処法 慢性のストレス対策 仕事・学校・対人関係など

  • 消化と吸収不足 腸内環境の異常の確認を行います。
  • 栄養学的採血をしましょう。
  • 副腎機能検査(唾液)をおすすめします。
    急ぐならIgG遅延型アレルギー検査有機酸検査消化器科検査(便)も同時に検査します。

  • 歯科を受診し、口腔内をチェックして下さい。

②治療の開始

1.食事内容の見直し

食事は栄養療法の基本です。蛋白質を中心に、良質なあぶら(ω3/6系脂肪酸)、ビタミンミネラル、食物繊維を摂取すること、精製糖質を控える食事を習慣にしましょう。
様々な疾患の改善・予防には食生活の改善が重要であり、治療のポイントにもなります。

詳しくは食事療法のページをご参照ください。

2.サプリメントによる栄養摂取

食事改善を行った上で、栄養採血の結果不足している栄養素をサプリメントを使用して補っていきます。症状改善を目的として開発された高品質なサプリメントを使用します。

副腎疲労改善のために補充すべき栄養素

腸内善玉菌 腸内環境を整えます。ビフィズス菌、ラクトバシラス菌など。
消化酵素 消化を助け、栄養の吸収を高めます。
総合ビタミンミネラル マルチビタミンとマルチミネラルを含む総合栄養サプリメントです。
ビタミンB群 摂取した栄養素を代謝(消費)して、エネルギーを作る補酵素です。
エネルギー生産に必要な栄養素です。
ビタミンC 免疫力のアップ、副腎機能の促進をします。
EPA・DHA ω-3系の必須脂肪酸で、脳神経の機能維持や抗炎症に必要です。
CoQ10 体内エネルギーを作り出す補酵素です。
カルニチン エネルギーを作りだし、脂肪の燃焼を助けます。
マグネシウム 体内のエネルギー代謝に関係し、脳、神経、筋肉の形成に必要です。

3.点滴療法

身体に必要なビタミンやミネラル、アミノ酸などの栄養成分を体内に補い、病気や不快な症状の改善を目的とします。

ビタミンC: 抗酸化 抗ウィルス 抗アレルギー 美容
ビタミンB群: 慢性疲労の回復
αリポ酸: 強い抗酸化作用
グルタチオン: 解毒 抗酸化作用 美白効果
マグネシウム: 全身のエネルギー 神経 筋肉に関与
カルシウム: 骨・歯・神経・筋肉に関与 精神の安定

栄養素はお薬と違って、即効性があるものではありません。栄養が身体に入って、根本治療により改善するようになるには時間がかかります。
1~2ヶ月で便通がよくなり、倦怠感が消えるようになります。継続的に取り組みましょう。
2~3ヶ月で採血をおすすめします。
カンジダ重金属の検査もすすめていきましょう。

※詳しくは当院スタッフにお問い合わせください。